ニュース 電子 作成日:2016年11月14日_記事番号:T00067384
通信キャリアの台湾大哥大(台湾モバイル)、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)、亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)、台湾之星電信(台湾スターテレコム)は最近、軒並み月額500台湾元(約1,700円)を下回る第4世代移動通信システム(4G)使い放題プランを発売した。低価格でユーザー獲得を図る。最大手の中華電信は現時点で追随しない方針だ。14日付経済日報が報じた。
台湾の4G市場では中華電信、台湾モバイル、遠伝の大手3社が今年8月以降、700元未満の4G使い放題プランを発売。中華電信は低価格戦略が奏効して、4Gユーザーを623万件以上に増やし、年内目標640万件は前倒し達成が濃厚になった。
これを受けて中華電信以外の4社は最近、▽データ通信量上限付き▽同キャリア間の通話無料▽申し込みを新規・他社からの乗り換えに限定▽販路をネットショップに限定──といった条件で、さらに低価格の4G使い放題プランを発売した。各社の月額料金は▽台湾モバイル、499元▽遠伝、498元▽亜太電信、449元▽台湾スター、388元──。
遠伝の鄭智衡マーケティング長は、ネットショップ限定の低価格4G使い放題プランは学生などをターゲットにしていると説明。実店舗では1,000元以上の4Gプランを販売しており、今後価格は二極化していくとの見通しを示した。
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