ニュース 運輸 作成日:2016年11月14日_記事番号:T00067396
台湾Uber(ウーバー)は、台北で15日からフードデリバリーサービス「Uber Eats(ウーバーイーツ)」を開始すると発表した。火鍋の有名店「鼎王麻辣鍋」や「ルースクリスステーキハウス」などの人気レストランが提携する。配達料など詳細は15日に発表する。13日付中国時報などが報じた。
「ウーバーイーツ」は消費者がスマートフォンアプリで注文し、ウーバー同様にクレジットカードで支払い、提携している配達員が自動車やバイク、自転車、徒歩で届ける仕組みだ。日本、米国、英国、フランス、シンガポールなどでサービスを始めている。消費者の負担は3~5米ドル程度。
交通部公路総局運輸管理センターの梁郭国副執行秘書は、道路法(公路法)により、有料での旅客運送、配達はいずれも、自動車運送事業の申請が必要だが、ウーバーはIT(情報技術)業しか申請していないと指摘。バイクでのフードデリバリーに対し罰金5万~15万台湾元(約17万~50万円)を科すと述べた。
立法院民進党議員団は、違法営業の罰金を10万~2,500万元に引き上げる公路法改正案を提出している。会社だけでなく、ドライバーにも免許取り上げなどの処罰を科すほか、市民がウーバーを検挙した場合に報奨金を支給するなどの内容が盛り込まれ、早ければ今年末か来年初めに施行する見通しだ。
Uberは台湾で4年前にスマートフォンアプリを通じた配車サービスを開始した。低料金が消費者に受ける一方、タクシー業界から仕事が奪われると猛反発を受け、当局は違法営業として取り締まりを続けている。
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