ニュース 運輸 作成日:2016年11月14日_記事番号:T00067399
台北MRT(都市交通システム)は来年1~3月に、30日間乗り放題切符を2,500台湾元(約8,400円)で試験販売する見通しだ。運営会社の台北大衆捷運(TRTC)は、距離や回数を問わずに利用できるもので、1人1枚に限定するかなど詳細を後日発表すると説明した。14日付蘋果日報が報じた。
ただ、台北MRTで最も遠い区間は、淡水~南港展覧館駅間など片道65元で、交通系ICカードの悠遊カード(イージーカード)利用なら52元となる。1カ月に出勤のため22日往復するだけなら、2,288元しかかからない。
TRTCの顔邦傑総経理は、1日に3~4回乗車する人を想定しており、バイクや自動車から台北MRTに乗り換えてほしいと話した。
インターネットユーザーは、バイクのガソリン代は1カ月で1,000元もかからないと話した。別のネットユーザーはせめて2,000元なら乗り放題の意味があると語った。
逢甲大学運輸科技管理学系の李克聡副教授は、公共交通機関の利用を促進するには価格と利便性が重要で、2,500元では魅力がないと指摘した。バイクなら自宅から目的地まで移動できるので、例えば橋の下に無料の駐車場を作って台北MRT駅まで送迎するなどしてはどうかと提言した。
柯文哲台北市長(前中)は、新北市新荘、淡水など郊外に住む人の方が所得が低いのに、台北市までの通勤時間や交通費がかかっていると述べた(13日=中央社)
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