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阿里山森林鉄路、脱線事故で運行停止


ニュース 運輸 作成日:2008年4月14日_記事番号:T00006740

阿里山森林鉄路、脱線事故で運行停止


 阿里山森林鉄路本線(嘉義~沼平)の屏遮那~第一分道間(嘉義県阿里山郷)で13日午後4時半、機関車が脱線事故を起こした。乗客125人にけがはなかったが、脱線事故はこの半月で3回目で、事態を重くみた行政院農業委員会林務局嘉義林区管理処(嘉義林管処)は、きょう14日から列車の運行を停止し、検査と修理に当たることを決定した。14日付自由時報が報じた。

 嘉義林管処では、脱線現場の線路上に、異物をひきつぶしたような痕跡が3メートルにわたってあることを発見した。なお、前回2回の脱線事故の際は、警察は人為的に引き起こされたものではないと判断していたが、あまりに頻発しているため、検察は警察に対し、慎重に捜査を進めるよう要求した。

 同路線の列車の本数は通常、上りと下りが1日各1便で、桜の季節は平日が各2便、休日は各3便と少ない。最近は天候も良く、雨や地震もなかった。