ニュース 社会 作成日:2016年11月14日_記事番号:T00067401
簡単な日本語で外国人観光客をもてなす「やさしい日本語ツーリズム」事業を展開している福岡県柳川市の金子健次市長らが11日台北市を訪れ、日本語学科を持つ台湾大学など北部の大学などの教職者や学生に向けて、同市の取り組みをアピールした。
柳川市の取り組みを説明する金子市長(左)(11日=YSN)
柳川市によると、昨年同市を訪れた外国人観光客は約15万人で、そのうちの8万人を台湾人が占めた。台湾には日本語学習者が多く、簡単な日本語であれば意思疎通できることが多いため、今年4月からやさしい日本語でもてなして柳川観光をより楽しんでもらう取り組みを始めた。タクシー運転手や土産物販売店など外国人観光客と触れる機会の多い業者や留学生ら120人を対象に、やさしい日本語でのコミュニケーションの取り方の講習を行っている。
ちなみにやさしい日本語のコツは、▽過剰な敬語をやめて「です」「ます」を使う▽「探し尽くしました」など言葉を組み合わせず単純な形で使う▽熟語を使わない──など。
一般の観光業者ではなく、大学の日本語学科など向けに説明を行ったのは、日本語を学び始めた若い学生に日本語で旅行する行き先として柳川市を選んでもらう狙いがある。金子市長は「やさしい日本語でもてなす柳川へ、台湾の人たちにぜひ訪れてほしい」と話した。
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