ニュース 電子 作成日:2016年11月15日_記事番号:T00067407
富士フイルムは14日、半導体材料の製造・販売子会社、富士フイルムエレクトロニクスマテリアルズ(FFEM)が11月末に南部科学工業園区(南科)の台南工場を稼働すると発表した。投資額は約10億円。現像液の生産から開始し、生産品目を順次拡充する。
FFEM台南工場。台湾半導体業界の競争力向上への貢献が見込まれる(同社リリースより)
FFEMは、高い世界シェアを誇るファウンドリーなどが集積する南科で、顧客に近い立地を生かして、サポート力の強化とサプライチェーンの短縮化を図る。また、台南工場を加えた複数の生産拠点でリスクを分散し、安定供給と品質管理を強化し、顧客満足度を向上させたい考えだ。
FFEMは台湾で新竹県に2工場を有し、半導体製造工程で使用されるフォトレジストやイメージセンサー用材料、現像液、CMPスラリーなどの先端半導体材料を生産している。今後、モノのインターネット(IoT)時代の到来により、半導体市場が大きく伸張すると見込む。
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