ニュース 電子 作成日:2016年11月15日_記事番号:T00067410
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が中国・江蘇省蘇州市昆山市で稼働した第6世代LTPS(低温ポリシリコン)パネル工場は、今月量産を開始する計画だが、当初の月産能力2万5,000枚(ガラス基板ベース)は既に全てスマートフォン、ノートパソコンブランドに押さえられている。15日付経済日報などが報じた。
昆山工場はAUOにとって中国で初の前工程パネル工場で、世界最大のスマホ市場である中国のハイエンドパネル需要を見込んで建設した。スマホ市場では有機EL(OLED)パネルの採用が増えているが、LTPSパネルは依然一定のシェアを占めるため、昆山工場の生産能力はすぐに予約で満杯となった。
供給が逼迫(ひっぱく)するパネル市場で、特にアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルは来年も深刻な供給不足になると予想される中、中国スマホブランドの華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)と小米科技(小米、シャオミ)がLTPSパネルの調達を拡大している。また、ノートPCの高解像度化が進んでいることも、AUOのLTPSパネルに予約が集まる要因となっている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722