ニュース 電子 作成日:2016年11月15日_記事番号:T00067412
世界のスマートフォン業界では最近、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)や広東欧珀移動通信(OPPO)、維沃移動通信(vivo)といった中国ブランドがシェアを拡大し、サプライチェーンへの発注を増やしている。一方、台湾の宏達国際電子(HTC)や華碩電脳(ASUS)は苦戦を強いられており、これらブランドのサプライヤーは今年下半期、受注量の下方修正を迫られている。15日付電子時報が報じた。
業界関係者によると、下半期は例年、スマホのサプライチェーンにおいて出荷が増えるシーズンとなり、アップルやサムスン電子など大手をはじめ、各ブランドが相次いで新機種を発売する。
しかし、世界のトップ5ブランドに躍進し、さらにシェア拡大が続くファーウェイやOPPOなど中国ブランドに対し、HTCとASUSは今年、市場競争で苦戦している上、液晶パネルの供給不足に直面し、サプライチェーンへの発注量が予想を下回っており、関連業者が在庫管理に頭を悩ませている。
特にHTCについては、既に収益力向上を主眼として製品ラインアップや市場戦略の調整に着手しているが、業界では同社が今後、再び成長を実現できるかどうかについては懐疑的な見方が強い。
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