ニュース その他製造 作成日:2016年11月15日_記事番号:T00067417
太陽電池関連メーカーは第3四半期、ほぼ軒並み赤字を計上し、合計損失額は100億台湾元(約340億円)近くに上った。太陽電池オファー価格の急落が響いた。15日付経済日報が報じた。
業界大手の昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)が14日発表した第3四半期純損失は25億6,100万元だった。ジンテックは、太陽電池価格の急落に加え、原材料サプライヤーの経営悪化により売掛金3,704万米ドルを損失として計上したことが利益を押し下げたと説明した。
太陽電池メーカーはこのほか、▽新日光能源(ネオソーラーパワー、NSP)、18億5,300万元▽茂迪(モテック・インダストリーズ)、11億4,900万元▽昇陽光電科技(ソーラーテック・エナジー)、3億6,900万元▽元晶太陽能科技(TSEC)、2億300万元──と、それぞれ赤字を計上した。シリコンウエハー大手の赤字額は▽中美矽晶製品(シノアメリカン・シリコン・プロダクツ、SAS)、13億500元▽緑能科技(グリーン・エナジー・テクノロジー)、9億4,000万元──。
ほぼ唯一の例外は太陽電池用導電性ペースト最大手、碩禾電子材料(ギガソーラー・マテリアルズ)で、5億5,400万元の純利益を確保した。ギガソーラーは、受注回復により生産ライン稼働率が80%の水準に回復したと説明した。
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