ニュース 金融 作成日:2016年11月15日_記事番号:T00067422
金融監督管理委員会(金管会)銀行局の統計によると、台湾の銀行のアジア・オセアニア拠点は193カ所へとここ1年で9カ所増えた。うちミャンマーが4カ所、シンガポールとカンボジアが各2カ所、オーストラリアが1カ所増えた。東南アジアなどとの関係強化を目指す蔡英文政権の「新南向政策」が追い風になっている。15日付工商時報が報じた。
金管会によると、台湾の銀行のアジア拠点は現在ベトナムが55カ所と最多。これにカンボジアの38カ所、フィリピンの31カ所が続く。
金管会は、東南アジアには多くの台湾企業が進出しているが、銀行の分行(地域本部に相当)の密集度が低く、銀行にとって利ざやが大きいと指摘。同会は銀行の海外拠点開設の認可を加速しており、今年は▽華南商業銀行のマニラ分行▽玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)のジャカルタ事務所▽第一商業銀行(ファースト・コマーシャル・バンク)のマニラ分行──の開設を相次いで認可したと説明した。
台湾のある銀行は、政府系、民間の銀行とも東南アジアの開拓に積極的で、特にベトナム、インドネシア市場を好感していると説明した。
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