ニュース 金融 作成日:2016年11月15日_記事番号:T00067423
共和党のドナルド・トランプ氏の米大統領選当選後、外資系金融機関が大量の米ドル調達に動いたことでアジア各国の通貨が急落しており、台湾元も14日、0.148元(0.46%)下落して、終値で1米ドル=31.949元と3カ月半ぶりの安値を付けた。
トランプ氏当選以降の台湾元の下落幅は0.442元、下落率は1.38%で、オフショア人民元の0.83%よりも大きいものの、▽シンガポールドル、2.23%▽日本円、2.59%▽マレーシア・リンギット、3%▽韓国ウォン、3.15%──などよりも小さい。15日付経済日報によると、14日は米ドル高に応じて輸出企業が米ドルを売った一方、さらなるドル高進行による損失を防ぐため、資金を一度に100万米ドルに交換した企業も見られた。
15日午前は中値1米ドル=約31.91元と台湾元がやや値を戻したが、銀行の外為トレーダーからは32元台まで下落するのは時間の問題との見方が出ている。
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