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合作金庫、BNPパリバと生保設立か


ニュース 金融 作成日:2008年4月14日_記事番号:T00006743

合作金庫、BNPパリバと生保設立か

 
 政府系の合作金庫銀行は、仏金融大手のBNPパリバグループ系列のカーディフ・アシュアランスと合弁で生命保険会社を設立するための交渉を進めているもようだ。出資比率は合作金庫銀51%、カーディフ49%で、交渉は大詰めを迎えているという。早ければ6月にも交渉がまとまる見通しだ。14日付経済日報が伝えた。

 新会社の名称は「合庫巴黎人寿」となる予定で、董事長は合作金庫銀が、総経理はカーディフがそれぞれ派遣する。形式は第一金融控股と英保険大手アビバの合弁による「第一英傑華人寿」と似た形となる。台湾の金融機関と外国の保険会社による合弁は、第一英傑華、エイゴン・台新金融控除の合弁に続き3例目となる見通しだ。

 カーディフは合作金庫銀参加の保険ブローカー会社にも5~10%を出資するが、合作金庫銀本体には出資しないという。

 合作金庫銀は陳沖前董事長時代からカーディフと接触し、一度は合弁会社の設立とカーディフによる合作金庫銀への10%出資を検討したが不調に終わっていた。