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PMOLEDのRiTディスプレイ、Q1~3純利益が過去最高


ニュース 電子 作成日:2016年11月16日_記事番号:T00067433

PMOLEDのRiTディスプレイ、Q1~3純利益が過去最高

 パッシブマトリックス式有機EL(PMOLED)パネル最大手、錸宝科技(RiTディスプレイ)は第3四半期売上高が前期比17%増の5億6,100万台湾元(約19億円)で、純利益は8,500万元だった。第1~3四半期売上高は15億5,800万元、純利益は2億4,000万元で昨年通年を上回り、過去最高を更新した。16日付工商時報が報じた。

 同社は、ウエアラブル(装着型)端末向けの出荷が旺盛な上、第3四半期末からハイエンド家電向け出荷が増えており、フル稼働だと説明した。ボトルネック除去で生産を拡大するほか、来年下半期に生産ラインを増強し、多様化する小型PMOLEDパネル需要に対応する計画だ。

 同社は欧州、米国ハイエンド家電大手から受注しており、来年上半期に出荷が増える見通しだ。来年はウエアラブル、家電、有機EL(OLED)タッチバーの3本柱で、増収増益を見込む。有機ELタッチバーは、アップルが新型マックブックプロに搭載したことで、来年ノートパソコンブランド各社が追随するとみられている。