ニュース 電子 作成日:2016年11月16日_記事番号:T00067435
経済部が15日発表した統計によると、光学レンズの1~9月輸出額は12億7,000万米ドルで、前年同期比12.4%減だった。今年マイナス成長となれば7年ぶりとなり、台湾の光学レンズ輸出のピークは既に過ぎたことがうかがえる。16日付工商時報が報じた。
経済部はマイナス成長見通しとして、他国との競争激化およびモバイル製品市場の拡大ペース鈍化を挙げた。今年はアップルのスマートフォン前機種iPhone6s/iPhone6sプラスの販売が振るわなかったことで1~6月に前年同期比20.7%減となった一方、7~9月は新機種iPhone7効果で2.7%増加しており、出荷の増減にはiPhoneの売れ行きが依然大きくかかわっていることが分かる。
同統計によると、光学レンズ年間輸出額は09年の3億米ドルから15年には19億7,000万米ドルへと約6.6倍に増加し、年間平均成長率は36.5%に上った。日本の同期間の年間平均成長率0.7%、韓国の6%を大きく上回っている。なお、日本の光学レンズの15年輸出額は22億5,000万米ドル、韓国は6億8,000万米ドルだった。
また、光学レンズの今年1~9月の輸出先は、▽中国、67.6%▽韓国、9.4%▽日本9.2%▽ベトナム、7.5%▽米国、1.9%──だった。09年は日本が全体の55.2%で過半を占め、中国が21.3%で続いたが、13年に順位が逆転した。
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