ニュース 金融 作成日:2016年11月16日_記事番号:T00067444
株式指数を算出しているMSCIは15日、半年ごとに実施している組み入れ銘柄の調整を発表し、「MSCIエマージング・マーケット指数」「MSCI ACアジア・パシフィック指数(日本を除く)」で台湾株の組み入れ比率をそれぞれ0.08ポイント、0.11ポイント引き下げ、12.12%、14.28%とした。11月30日の取引終了後から適用される。16日付工商時報が報じた。
台湾株の組み入れ比率が引き下げられるのは13回連続となる。MSCIエマージング・マーケット指数は、インドや中国の組み入れ比率が上昇した結果、台湾、韓国、ブラジルなどの組み入れ比率が下落した。
MSCI指数に連動する投資ファンドは、組み入れ比率に沿ってポートフォリオを調整するため、外資系証券会社は、分散投資を重視するパッシブ型投資信託だけで230億台湾元(約790億円)の資金流出につながると予想した。
一方、「MSCIグローバルスタンダード指数」の組み入れ銘柄では、微星科技(マイクロスター・インターナショナル、MSI)が追加され、新普科技(シンプロ・テクノロジー、SMP)が除外された。
また、「MSCIグローバル小型株指数」には中華精測科技(CHPT)など7銘柄が追加され、華晶科技(アルテック)など27銘柄が除外された。
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