ニュース その他分野 作成日:2016年11月16日_記事番号:T00067452
台湾の上場企業(店頭公開を除く)で従業員の待遇が最も恵まれた企業は鴻準精密工業(フォックスコン・テクノロジー)、和泰汽車、聯発科技(メディアテック)の順だとする調査結果がまとまった。16日付工商時報が伝えた。
曽銘宗立法委員(国民党)が明らかにしたもので、今回集計された待遇には給与、社会保険、退職金、ボーナス、従業員特別配当などが含まれる。上位3社は従業員1人当たりの人件費がいずれも300万台湾元(約1,000万円)を超えた。店頭公開企業まで含めると、新薬開発会社、台湾浩鼎生技(OBIファーマ)の約630万元が最高だった。
企業別では従業員4万145人を抱える台湾電力(TPC)による従業員の人件費が807億元でトップだった。また、上場企業の待遇上位50社では半導体業界が16社を占めた。
スマートフォンの筐体(きょうたい)を主力とする鴻準精密の従業員1人当たりの人件費は325万元で、親会社の鴻海精密工業を上回った。背景には2期連続の過去最高益更新など好調な業績があるとみられる。
ただ、和泰汽車やOBIファーマは「金額は指摘ほど多くない」として、調査結果に疑問を呈した。OBIファーマはストックオプションを除けば、従業員1人当たりの人件費は148万元だと説明した。
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