ニュース 電子 作成日:2016年11月17日_記事番号:T00067459
17日付電子時報によると、半導体業界では今年下半期より、中国地方政府系の半導体産業投資基金が、台湾のIC設計業者の成熟した製品、技術、人材の引き抜きを狙い、相次いで訪台しているとの観測が伝えられている。業界関係者は、中国の投資基金は米国のシリコンバレーからのリソース獲得が難しいことから、ターゲットを台湾に変えたと指摘している。
業界関係者によると、中国沿海部は半導体産業が比較的成熟し、現地の人材も豊富なことから地方政府系の半導体産業基金による台湾企業との提携需要は低いが、西部の内陸省は環境が整備されておらず業界企業の誘致が難しく、製品、技術、人材の獲得が投資基金の大きな課題となっている。
こうした中、台湾のIC設計最大手、聯発科技(メディアテック)からの出資を受けて成功した広東省の深圳市匯頂科技(GOODiX)の事例が注目を集めたことで、地方政府系半導体産業基金による台湾IC設計業界の製品や人材への注目が高まっており、提携の可能性を模索しているもようだ。
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