ニュース 機械 作成日:2016年11月17日_記事番号:T00067465
工作機械最大手、友嘉集団(フェアフレンドグループ、FFG)の朱志洋総裁は16日、傘下の池貝(茨城県行方市)を通じて買収した新日本工機(SNK)が10月に400万円余りの黒字に転換したと明かした。早くて3年、遅くても5年で年間売上高400億円、利益8億台湾元(約27億円)水準の回復を目指す。17日付工商時報が報じた。
朱総裁は、新日本工機の2015年会計年度の売上高は197億円で、40億円の赤字だったと明かした。赤字が続いたことから当時の親会社である大和製罐が新日本工機の売却を決定し、フェアフレンド傘下の池貝が買収したと説明した。
フェアフレンドは過去5年で日本、韓国、イタリア、ドイツの工作機械メーカー30社以上を買収し、現在40ブランドと工場57基を有している。大型、超大型旋盤は市場シェア3割超の世界首位で、工作機械メーカーでは世界3位だ。
朱総裁は、今後インダストリー4.0(第4次産業革命)に対応するため、スマート工場、モノのインターネット(IoT)、ビックデータ分野の企業との提携を推進していく考えを示した。▽ファナック▽シーメンス▽ボッシュ▽SAP▽仏ダッソー▽米ロックウェル▽マイクロソフト──のほか、スマートフォン大手や通信キャリアと提携する。
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