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北海道産品のアンテナショップ、台北に来年1月開業へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2016年11月17日_記事番号:T00067468

北海道産品のアンテナショップ、台北に来年1月開業へ

 北海道産を中心にファッション、工芸品、化粧品など日本の商品を販売するアンテナショップ「日式工房 心美」が来年1月10日、統一時代百貨(ユニスタイル)台北店に開業する。札幌市の総合広告企業、インサイト(浅井一社長)が、海外マーケティングを手掛けるヴィジョンクエスト(本社・東京都港区、安齋仁社長)と共同出資で、アンテナショップの運営を担う台湾法人を設立する。 

 「日式工房 心美」は売り場面積約70平方メートルで、アイヌ模様のストールなど約800点の商品を扱う予定。クオリティーの高い日本商品を富裕層を中心とした台湾消費者に紹介して売れ筋を探るモデルで、輸出から販売、市場開拓までの一貫サポートによって中小企業の台湾展開を後押ししたい考えだ。

 同店では生産者や日本の自治体などに対して、店舗内の棚を売り場として有料で貸し出すサービスも計画している。また、台湾の食品・流通大手の統一企業(ユニプレジデント)の電子商取引(EC)サイトを利用して、店舗で購入した消費者がインターネット経由でも商品を買いやすい仕組みを構築する支援も行う。

 将来は台湾で複数店舗を展開し、消費者の反応を見ながら上海や東南アジアなどへの事業拡大も検討している。