ニュース 電子 作成日:2016年11月18日_記事番号:T00067491
人工知能(AI)分野への参入を進める産業用ストレージデバイスの宜鼎国際(イノディスク)は、現在開催中のスーパーコンピュータ最大の国際会議「SC16」で、フラッシュストレージ「SATADOM」と「ServerDOM」の新製品およびDRAMの128ギガバイト(GB)DDR4製品を発表。高速演算を必要とする産業向け自動化制御装置用メモリー市場での商機獲得を目指す方針だ。18日付工商時報が報じた。
サーバーや産業用コンピューター向けに発表したSATADOMとServerDOMは最新世代のPin8技術を搭載しており、既にインテルのサーバープラットフォームに採用され、出荷を開始している。
今年下半期、汎用DRAMおよびNAND型フラッシュメモリー価格はいずれも上昇しているが、自動化制御装置用メモリー価格は小幅な上昇にとどまっている。しかし、イノディスクは川上のチップメーカーとの良好な関係により安定した出荷を確保しているため、顧客に対し適度な値上げが実施できており、同社の第4四半期売上高は12億台湾元(約41億円)を突破し、過去最高を更新すると証券会社は予測している。
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