ニュース 機械 作成日:2016年11月18日_記事番号:T00067494
工作機械大手、友嘉集団(フェアフレンドグループ、FFG)の朱志洋総裁は17日、政府が「国機国造」(軍用航空機の台湾製造)政策を進め、漢翔航空工業(AIDC)が航空機用複合材料の開発を進めていることから工作機械の需要が高まっているとして、グループ傘下で航空宇宙産業向け工作機械を生産するイタリアのジョブズ、ランバウディ、シグマなどの工場を台湾に設置すると発表した。まずフェアフレンド傘下の台湾麗偉電脳機械(リードウェル)の工場で重要部品を生産し、2~3年以内に台湾に新工場を設置する計画で、台湾を含むアジア市場の需要を取り込む。18日付工商時報が報じた。
朱総裁は、蔡英文政権が進める▽国機国造▽海軍の艦船国産(国艦国造)計画▽太陽光・洋上風力発電の拡大▽アジアのシリコンバレー計画──は全て工作機械の需要を高めると期待感を示した。また、英国の欧州連合(EU)離脱方針がEU離脱ドミノを引き起こさない限り、来年は欧州市場、米国、台湾、中国市場とも成長するとの見通しを示した。
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