ニュース 機械 作成日:2016年11月18日_記事番号:T00067495
鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は17日、同グループはスマートマニュファクチャリングとモノのインターネット(IoT)を活用することで従来型の製造方式から照明設備を必要としない無人工場での製造への移行を進めていると語った。鴻海傘下の中国工場では既に同様の工場が3カ所に増えており、労働力の削減に加え、二酸化炭素(CO2)の排出量削減も実現しているという。18日付経済日報が報じた。
郭董事長は、無人工場ではCO2排出量をゼロにすることも可能だと述べた(17日=中央社)
同日、中国の烏鎮(浙江省)で開催中の「世界インターネット会議」に出席した際、メディアからの取材に対し、「従来のオートメーション化、機械化は人間が機器を制御していたが、スマートマニュファクチャリングではモノとモノ、機器と機器の間のやり取りとなり、工場の完全な無人化、自動化が実現でき、照明が不要となる」と説明した。
またこれまで製品に生じる誤差の調整は職人技に頼らざるを得なかったが、無人工場では映像認識技術によりすべての製造工程をデータ化し、これを累積することにより自動的に検査を行い、誤差を調整することが可能になったと強調した。
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