ニュース 商業・サービス 作成日:2016年11月18日_記事番号:T00067501
商用不動産仲介の宏大国際資産が17日発表した統計によると、今年1~9月の台北市の観光ホテルの平均稼働率は70%と、訪台中国人ツアー客の減少を受けて昨年の75.76%から5ポイント以上低下した。ただ、個人旅行客に人気の台北市中心部は比較的安定しており、台北万豪酒店(台北マリオット・ホテル、中山区)、台北美福大飯店(グランド・メイフル・ホテル台北、中山区)など12軒は稼働率80%以上を維持した。▽天成大飯店(コスモスホテル、中正区)▽神旺大飯店(サンワンホテル、大安区)▽台北凱撒大飯店(シーザーパーク台北、中正区)──が稼働率の上位3軒で、いずれも90%を上回った。18日付工商時報が報じた。
一方、同期間の高雄市の観光ホテルの稼働率は66.95%と、台北市を約3ポイント下回った。宏大国際資産の陳益盛総経理は、稼働率低下が著しいホテルは▽南部や景勝地▽客室料金が中・低価格帯▽ツアー客を多く受け入れている──と指摘した。その上で、今後は規模が比較的小さく、設備が古い、交通が不便、特色がない、といったホテルの淘汰が進むとの見通しを示した。
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