ニュース 電子 作成日:2016年11月21日_記事番号:T00067511
鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長はこのほど、中国中央テレビ(CCTV)とのインタビューで、来年の景気に過度な期待をすべきでないが、2020年には必ず回復すると述べた。19日付工商時報が報じた。
郭董事長は、来年の景気はここ数年にまいた種の結果として表れると述べ、いま重要なのは18~20年に成功を呼び込めるよう成功の種をまいておくことだと強調した。
郭董事長は20年の景気回復を断言する理由として、中国の経済構造がその頃にはさらに調整されているとの見通しを示した。中国は製造業発展10カ年計画「中国製造2025(メード・イン・チャイナ2025)」を掲げており、多くの若年労働者とインターネットの基盤を有する中国は10年以内にドイツ、日本、米国と張り合う製造強国になると予想した。
また、米国のトランプ政権発足後に世界で保護貿易主義が強まると懸念されていることについて、郭董事長は、経済のグローバル化に対する信頼が足りない中、誰が米国大統領になろうと保護貿易主義の動きは多少出てくると指摘。その上で、トランプ氏の選挙前の発言と当選後の行動には一定のズレが生じると予想し、ズレの大きさは今後分かってくると話した。
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