ニュース 電子 作成日:2016年11月21日_記事番号:T00067514
製造業の米国回帰を公約に掲げた共和党のドナルド・トランプ氏が米大統領選で当選したことを受けて、電子機器受託生産、英業達(インベンテック)の李詩欽董事長は19日、現在メキシコで行っているサーバー生産の米国移転を検討していることを明らかにした。ただし、生産コストは30%上昇すると問題点を挙げた。20日付経済日報などが報じた。
同社メキシコ工場のサーバー月産能力は平均3万5,000台で、HPやデルなどの顧客需要に応じて今年は生産能力を20%拡大、来年もさらに20%拡大する計画だ。同社のサーバーは、売上高の半分以上を米国市場が占めている。また、今年第3四半期、サーバーは同社の売上高全体の35%を占めるに至った。
同社はトランプ氏の大統領就任による新たな情勢に対応するため、12月14日の董事会で、北米市場の経営チームの刷新を決める方針だ。李氏が引き続き北米子会社の董事長を兼任するとともに、総経理には蔡枝安・企業コンピュータ事業群総経理を充て、意思決定の迅速化を図る。
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