ニュース 石油・化学 作成日:2016年11月21日_記事番号:T00067519
台湾中油(CPC)は18日の董事会で、台湾域内3カ所目となる液化天然ガス(LNG)の受け入れ基地を600億8,000万台湾元(約2,100億円)を投じて桃園市の観塘工業区に建設する計画を決定した。LNG供給先となる予定の台湾電力(台電、TPC)大潭発電所(桃園市)の発電機4基の建設に合わせ、2022年の稼働、23年の年間取扱量300万トンを目指す。19日付経済日報が報じた。
同基地には貯蔵タンク、ガス工場などを建設する計画だ。張瑞宗CPC副総経理は、中部、南部のLNG基地との協力で、供給コストとリスクの低減、安定供給に貢献するほか、蔡英文政権の脱原発政策に呼応するものと説明した。
また張副総経理は、LNGは硫黄酸化物(SOx)が発生せず、二酸化炭素(CO2)排出量を削減できると指摘した。
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