ニュース その他製造 作成日:2016年11月21日_記事番号:T00067522
台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)は18日の董事会で、コンピュータ統合生産(CIM)システム開発の羽冠電脳科技(ユニコム・システム)の全株式を3億5,100万台湾元(約12億円)で取得することを決定した。デルタは、羽冠電脳の買収によりシステム統合能力が高まり、包括的なスマート製造ソリューションの事業発展に貢献すると説明した。19日付経済日報が報じた。
羽冠電脳の主要製品は製造実行システム(MES)とブロック・コントロール・システム(BCS)で、主に工場や設備の管理に使用されている。同社の製品、技術はコントロールユニットから自動搬送システム、ERP(企業資源計画)システムのインターフェース統合までカバーする。
デルタの鄭平執行長は、モノのインターネット(IoT)時代に製造業は市場の需要の変化に応えるため、製造のスマート化を進める必要があると説明。その上で、スマート製造の中核的技術とシステムを開発するには、業種を超えた提携で研究開発(R&D)を加速し、市場で機先を制する必要があると強調した。
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