ニュース その他製造 作成日:2016年11月21日_記事番号:T00067523
経済部統計処が18日発表した製造業の第3四半期生産額は3兆1,143億台湾元(約10兆8,000億円)で、前期比1.58%増、前年同期比1.61%減だった。昨年第1四半期から前年割れが続いているが、減少幅は最も小さかった。経済部は、第4四半期はプラス成長に転じると予測した。19日付工商時報が報じた。
業種別では、電子部品業の生産額が9,244億元で前年同期比2.76%増と、6四半期ぶりにプラス成長に転じた。アップルのスマートフォン新機種、iPhone7や、中国スマホブランドの新機種発売により、半導体生産額が21.87%増の3,504億元となり、過去最高を更新した。液晶パネルと部品の生産額は2,076億元の9.84%減で、減少幅は昨年第2四半期以来で最も小さかった。
化学材料業は3,846億元で前年同期比3.54%減だった。原油の国際価格上昇を受け、2014年第4四半期以来続いていた2桁の減少幅を脱した。
経済部は、第4四半期は欧米のクリスマスシーズンで、消費者向け電子製品が相次いで発売されるため、電子部品サプライチェーンが恩恵を受けると予測した。液晶パネル価格の反発上昇も好材料だ。
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