ニュース 政治 作成日:2016年11月21日_記事番号:T00067534
中国の農産物分野の政府・企業関係者による代表団が21日から8日間の日程で台湾を訪れる。訪問先は野党国民党が首長を務める8県市に限定し、与党民進党を完全無視した格好だ。21日付聯合報が伝えた。
今回の代表団は国民党主導の中台交流の一環で、国民党の地方首長8人が9月に訪中したのに続く動き。代表団には中華全国供銷合作総社の劉婷副主任、農業部幹部、電子商取引(EC)大手、阿里巴巴集団控股(アリババ・グループ・ホールディング)傘下の通販業者、浙江天猫技術(Tモール)の関係者らが名を連ねている。
日程は農産物の産地訪問が主体で、新北市、花蓮県、台東県、新竹県、苗栗県、南投県、金門県、連江県を訪れる。民進党首長がいる自治体は通過するだけという徹底ぶりだ。
民進党の地方首長からは批判の声が上がっている。鄭文燦桃園市長は「中国人が国民党首長がいる8県市しか訪れないとすれば、観光を政治化するものであり、台湾人にとって受け入れ難い」と述べた。
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