ニュース 運輸 作成日:2016年11月22日_記事番号:T00067540
復興航空(トランスアジア航空)は、台湾高速鉄路(高鉄)の開通後、国際線中心へとシフトしたが、現在でも遠隔地への台湾域内線を運航しており、突然の運航中止は、離島への足に影響を与えそうだ。22日付自由時報などが報じた。
うち澎湖県の馬公空港へは台北松山空港から毎日7往復、高雄空港から毎日8~9往復を運航している。さらに、花蓮空港へは松山空港から毎日3~4往復、台中空港から週3往復を運航。金門空港へは松山空港と高雄空港から毎日3往復、馬公空港から週4往復を運航している。
高雄空港関係者は「既に予約をしている旅客は他社による振替輸送を支援する。払い戻しについては復興航空側が説明する」と述べた。
金門県政府は「旅行展示会で復興航空の割引航空券を1,200枚販売したが、金門県旅行商業同業公会が全額払い戻しに応じる」と説明した。
離島路線は今後、同業他社が増便を検討するとみられるが、当面は観光業などへの影響は避けられない。
澎湖県の陳県長は「台湾本島との路線は復興航空が最多で、旅行シーズンには予約が取りにくいほどだった。現在は閑散期に入ったが、本島に用事で出掛ける住民に不便をもたらす」と述べた。
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