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PCB3社が設備投資拡大、iPhone8向け受注狙う


ニュース 電子 作成日:2016年11月22日_記事番号:T00067547

PCB3社が設備投資拡大、iPhone8向け受注狙う

 アップルが来年発売するとみられる次世代スマホ「iPhone8」では、システム・イン・パッケージ(SiP)採用のプリント基板(PCB)「SLP」の導入が予想される中、PCBメーカー3社は受注獲得に向け設備投資を拡大する構えだ。22日付経済日報が報じた。

 欣興電子(ユニマイクロン)は先日、今年の設備投資額見通しを117億4,800万台湾元(約410億円)へと従来計画の2倍以上に引き上げた。年間設備投資額として過去最高となる。同社は、主に新製造プロセスの設備購入、生産能力拡大、新工場設置に充てると説明した。

 燿華電子(ユニテック・プリンテッド・サーキット・ボード)は、技術の高度化に向け、来年の設備投資額を過去2番目の水準に引き上げる計画だ。

 華通電脳(コンペック・マニュファクチャリング)の今年の設備投資額は60億元と過去最高に達する見通しだ。同社は、高密度(HDI)基板の微細化プロセス拡充に充てると説明した。