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LCD設備メーカー、Q1売上高が大幅増加


ニュース 電子 作成日:2008年4月14日_記事番号:T00006755

LCD設備メーカー、Q1売上高が大幅増加

 
 液晶パネル設備メーカー各社は、奇美電子(CMO)や友達光電(AUO)からの設備発注が相次いだため、第1四半期の売上高が大幅に増加した。業界大手の晶彩科技(ファビテ)は、前年比で3倍以上の2億5,000万台湾元(約8億3,000万円)だった。12日付工商時報が報じた。
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 晶彩の売上高の9割は、第6世代ラインの量産を4月から開始した奇美電が占めるとみられている。晶彩はこのほか、友達、群創光電(イノルックス・ディスプレイ)、中華映管(CPT)からも受注が見込め、通年売上高で5割成長、生産能力はフル稼働となるとアナリストは予測している。昨年の売上高は8億2,500万元だった。

 奇美電傘下の設備メーカー、東捷科技の第1四半期売上高は、前年比4.54倍の11億9,700万元だった。通年では40億元の見通しだ。

 均豪精密工業(GPM)は前年比75%増の11億4,500万元、由田新技は前年比34%増の4億3,000万元だった。

 パネルメーカーの第8.5世代ラインは下半期に設備搬入、来年量産の予定で、設備メーカーの業績は来年も今年並みの水準が見込めそうだ。