ニュース 電子 作成日:2016年11月23日_記事番号:T00067578
インターネット動画配信サービスやテレビ、スマートフォンなどの販売を手掛ける中国の楽視網信息技術(Letv)に財務状況の悪化が伝えられる中、同国メディア「環球老虎財経」は、同社からスマートフォンの生産を受託する台湾の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は未回収の売掛金が数億米ドルに上るとされ、最大の被害者だと伝えている。23日付経済日報が報じた。
コンパルの現在の資本金は約442億台湾元(約1,540億円)で、環球老虎財経の報道が事実とすれば1株当たりの利益に大きな影響が及ぶことになる。同社広報部は経済日報の取材に対し「特定顧客についてはコメントできない」と回答している。
なお、楽視網は和碩聯合科技(ペガトロン)にもスマホの生産を、鴻海精密工業にテレビの生産を委託しているが、同2社については重大な売掛金の未回収問題は伝えられていない。また聯発科技(メディアテック)も楽視網にスマホ用チップを供給しているが、同社は代金を受け取った後に出荷する方式を取っているため、損失は受けないもようだ。
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