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《博鰲フォーラム》「蕭氏招待はチベット事件ごまかし」=陳水扁総統


ニュース 政治 作成日:2008年4月14日_記事番号:T00006759

《博鰲フォーラム》「蕭氏招待はチベット事件ごまかし」=陳水扁総統


 陳水扁総統は13日、蕭万長次期副総統が博鰲(はくごう)アジアフォーラムに招待されたことについて、関係者からの報告として、「当初蕭氏は出席するつもりはなく参加申請もしていなかったが、中国側がチベット問題に対する国際社会の圧力をそらすため、出席を要請してきた」と明かした。14日付中国時報が報じた。

 また、陳総統は同フォーラムにおいて蕭次期副総統が「国家元首クラス」の待遇を受けず、座席の並びを最前列ながら、香港やマカオの「特首(特別行政区行政長官)クラス」と同列にされ、その地位をおとしめられたとの認識を示した。

 さらに陳総統は、今回の中国の対応は2005年に中国が反国家分裂法を成立させ、国際社会から批判を受けていた際に、国民党の連戦主席(当時)と親民党の宋楚瑜主席を招き、手厚くもてなしたやり方と同じだと批判した。

 一方、呂秀蓮副総統は博鰲フォーラムについて、「国連加盟の住民投票で生じた緊張を和らげた」とプラス面を評価し、「蕭氏の尽力に感謝する」と語った。