ニュース 運輸 作成日:2016年11月24日_記事番号:T00067592
復興航空(トランスアジア航空)は23日、金額1億1,400万台湾元(約4億円)の小切手が不渡りになったと発表した。預金が銀行に凍結され、運転資金が不足したもようだ。24日付工商時報が伝えた。
小切手は復興航空が協調融資(シンジケートローン)を返済するため、合作金庫商業銀行に振り出したものだった。金融監督管理委員会(金管会)は、復興航空の口座が銀行に凍結され、小切手が不渡りとなるケースが今後も増えるとみている。台湾証券交易所(台湾証券取引所、TWSE)は不渡りを受け、復興航空の株式の取引方法を24日から板寄せ方式に変更した。
復興航空は今月18日時点で12億元を信託に付し、手持ち現金は4億~5億元しかなかったとされる。その後、復興航空が会社解散を決めたことを受け、兆豊国際商業銀行と合作金庫銀は預金を債権回収に充てることを内容証明郵便で復興航空側に通告したという。
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