ニュース 運輸 作成日:2016年11月24日_記事番号:T00067596
復興航空(トランスアジア航空)が会社解散で突然運航を休止した問題で、蔡英文総統は23日、民進党中央常務委員会(中常委)で「交通部は敏感さが足りない」と述べ、対応を急ぐよう促した。24日付経済日報が伝えた。
中常委では林錫耀行政院副院長が復興航空問題への対応状況について説明を行った。それに対し、蔡総統は交通部をはじめとする関係部会(省庁)に迅速な対応を求め、「直面する問題を処理した後、振り返って検討を行うべきだ」と述べた。特に交通部民用航空局(民航局)による状況把握が遅れたと批判されていることをめぐり、蔡総統は「航空会社は数社しかないのに、民航局は普段からやりとりがないのか」とただした。
林副院長はまた、従業員の権益保護に向け、労働部と台北市政府労工局に調整を求め、復興航空の銀行口座を差し押さえた上で、賃金支払いなどに対応する資金を確保する考えを示した。
賀陳旦交通部長は批判について、「財務情報や増資の状況からみて、復興航空の解散は理性的な原因によるものではなかった」と述べ、交通部に行政管理上の問題はなかったとの認識を示した。
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