ニュース 運輸 作成日:2016年11月24日_記事番号:T00067598
台湾高速鉄路(高鉄)の江耀宗董事長は23日、高鉄の1~9月売上高は300億台湾元(約1,060億円)で前年同期比0.7%増加し、純利益は31億2,700万元に上ったと明らかにした。その上で、今後は減価償却費と支払利息の負担が軽減され、高鉄の運営は安定成長を取り戻すとの楽観的見通しを示した。24日付工商時報が報じた。
高鉄の1~9月の1日当たり乗客数は平均15万3,000人、乗車率は63.1%だった。高鉄は運賃収入が売上高の98%を占めるため、今後はオフピーク時の乗車率の引き上げを図り、乗客の乗車回数や時間に応じた優待価格や旅行セットプランを打ち出す方針だ。
高鉄の保有車両数は34編成だ。江董事長は、一般車両の耐用年数は最大35年で、高鉄は2007年の開通から10年もたっていないが、今後乗車率を7~8割に引き上げることや乗客の快適性向上などを考慮して、車両の前倒し調達も検討すると話した。
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