ニュース 電子 作成日:2016年11月24日_記事番号:T00067600
日本の発光ダイオード(LED)最大手、日亜化学工業の子会社、台湾日亜化学の戴圳家総経理は23日、車載用市場は成長するものの、バックライト・照明市場は供給過剰が続き厳しいと2017年のLED業界の展望を示しつつ、同社は車載用とスマート照明市場の発展を好感しており、マイクロLED、半導体レーザー(LD)、紫外線LED(UV LED)への投資を強化するとの考えを示した。24日付工商時報が報じた。
戴総経理(左3)は日亜化学の60周年イベントに出席し、初めてメディアの前でコメントした(同社リリースより)
日亜化学は、アダプティブフロントライティングシステム(AFS)や昼間点灯ランプ(DRL)用などの高い技術力が要求される車載LED製品を生産しており、車載LEDは2016年、前年比で20%成長した。
同社は、マイクロLEDの研究を10年以上続けており、まずは面光源モジュールを開発してフレキシブル液晶パネルなどに利用されるローカルディミングを実現し、最終的にマイクロLEDの商品化を達成したい考えだ。ただ初期は商業用パネルや大型テレビ用パネルへの応用となり、スマートフォンやウエアラブル(装着型)端末など小型パネルへの応用には今後、技術面でのブレークスルーが必要との見解だ。
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