ニュース 電子 作成日:2016年11月24日_記事番号:T00067603
電子機器受託生産大手、和碩聯合科技(ペガトロン)に、アップルが2017年に発売するとみられるスマートフォン次期機種「iPhone8」の4.7インチモデルを独占受注する可能性が浮上している。その場合、ペガトロンの来年売上高は1兆台湾元(約3兆5,000億円)を超える可能性もある。24日付経済日報などが報じた。
アップル製品の動向分析で定評がある凱基証券投資顧問(KGIインベストメント・アドバイザリー)のアナリスト、郭明錤氏によると、iPhone8は4.7インチと5.5インチの液晶パネルモデル、5~5.2インチの有機EL(OLED)パネルモデルの3種類になりそうだ。
郭氏は、鴻海精密工業が次期iPhoneの有機ELパネルモデルの開発に資源と技術を集中させているため、4.7インチモデルの開発ではペガトロンが優位に立っていると指摘した。
郭氏はまた、ペガトロンも早ければ17年に有機ELモデルを出荷し、最大で同モデルの出荷の5~10%を占めると予想した。また、有機ELモデルの出荷が大幅に増加する18年には、アップルがリスク分散のためペガトロンへの発注割合をさらに高めるとみている。
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