遠東百貨（ファーイースタン・デパートメント・ストアズ）は、新北市板橋区の板橋遠百と板橋大遠百（メガシティー）で、レストランのオープンが相次いでいる。飲食部門の売上構成比は22％と、百貨店業界で最も高い。来年は２桁成長で売上高25億台湾元（約88億円）以上を見込む。24日付工商時報が報じた。
板橋遠百はビュッフェレストラン「響食天堂」、四川料理店「開飯川食堂」などに続き、来年はベジタリアン料理のビュッフェレストラン「果然匯（フルーツフルフード）」をオープンする計画だ。メガシティーは来年、中国の高級火鍋チェーン「海底ロウ火鍋（ロウはてへんに労）」、日本の「らーめん山頭火」、讃岐釜揚げうどん「丸亀製麺」などをオープンする予定だ。
林彰豊・営業本部副総経理は、有名レストランは従来、新板橋駅特定専用区（新板特区）にこぞって出店したが、数年後に大部分が閉店し、最近では百貨店への入居が増えていると話した。
