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作成日：2008年4月14日_記事番号：T00006762
《博鰲フォーラム》「一中原則」のリリース、発表後に急きょ撤回
蕭万長次期副総統と陳徳銘中国商務部長が「博鰲（はくごう）アジアフォーラム」（中国海南省）で主催した「台湾経済と両岸経済・貿易発展円卓会議」の後、中国商務部が「『一つの中国の原則』の下、（中台の）意思疎通と協議のプラットフォームを迅速に設ける」という文言の入ったニュースリリースを発表し、その後新華社発表のニュースリリースで「一中原則」を削除して撤回していたことが分かった。
14日付聯合報によると、商務部のリリース内容を知った蕭氏は非常に驚き、「これは円卓会議の結論ではない。リリースは台湾代表団の意向を反映していない」と指摘した。
中国国務院台湾事務弁公室は状況を把握した後、「商務部がなぜこうしたリリースを発表したの分からない。すべて新華社報道を標準とする」と強調した。この後、商務部のホームページに掲載されたニュースリリースからも、「一中原則」の表現が削除された。
