ニュース 運輸 作成日:2016年11月25日_記事番号:T00067627
復興航空(トランスアジア航空)の路線再配分について、行政院幹部は24日、12月1日から台湾域内線(金門、澎湖を除く)と国際線(中台路線含む)を暫定的に中華航空(チャイナエアライン)が引き継ぎ、2月15日以降に改めて運航権を分配すると説明した。25日付経済日報が伝えた。
中台路線については、中国側との交渉が必要となため、中華航空が来週にも中国側との調整に入る。
復興航空の国際線(中台路線を除く)は、▽東京▽大阪▽札幌▽函館▽旭川▽仙台▽済州▽チェンマイ▽シェムリアップ──の9都市に乗り入れており、いずれもオープンスカイ協定が結ばれているため、どの航空会社が引き継いでも問題はない。
台湾域内線のうち、金門、馬公など競合路線では、▽華信航空(マンダリン航空)▽立栄航空(ユニー航空)▽遠東航空(ファーイースタン航空)──に増発を求める。復興航空の独占運航だった台北~花蓮、台中~花蓮線は華信航空が引き継ぐ。
一方、復興航空の国際路線のうち、「ドル箱路線」である上海線をめぐっては、中華航空による運航引き継ぎに長栄航空(エバー航空)と遠東航空(ファーイースタン航空)が反発している。長栄航空は運航権の分配は規則に従って行うべきだとした上で、上海線の引き継ぎに意欲を示している。
交通部民用航空局(民航局)は、復興航空に対し、会社解散を待たずに運航権を返納するよう文書で要求した。
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