ニュース 電子 作成日:2016年11月25日_記事番号:T00067632
液晶パネル業界では、顧客の在庫積み増し需要が間もなく終了し、在庫管理が厳しさを増している上、これまでパネル価格の上昇が続いたことから顧客のブランドメーカーの調達姿勢が消極化している。こうした中、業界関係者は、11月の出荷量は下降、さらに12月以降は32インチのテレビ用パネル価格が小幅な下落を見せると予測。半年間以上続いたパネル価格の上昇が終わりを迎えそうだ。25日付電子時報が報じた。
テレビ用パネル価格は11月、サムスンディスプレイ(SDC)の工場閉鎖および韓国テレビブランドの調達が増えた影響により、40~43インチ製品で8米ドル、49インチ製品で7米ドル、50、65インチ製品で10米ドルと引き続き大幅な上昇を見せた。
しかし、パネル価格の上昇が続いたことでテレビメーカーにとっては、32、40、43インチテレビではほぼ利益が上がらない状況となっており、製品価格の値上げ、またはより大画面の高スペック製品に注力せざるを得ない状況となっている。このため12月は中型パネル価格にこれ以上の上昇は見られないと業界関係者は予測している。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722