ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年11月25日_記事番号:T00067637
トヨタの台湾総代理店、和泰汽車の蘇純興総経理は24日、台湾市場の2016年新車販売台数は過去11年で最高の44万台に達するとの見方を示した。年初からの新車買い替えの際の貨物税(物品税)減免措置に加え、需要期となる来年の春節(旧正月)が1月下旬と例年よりやや早いため、12月下旬から販売が伸び、同月は5万台規模になると予測した。25日付工商時報が報じた。
シエンタは5人乗りと7人乗りモデルが設定され、エンジンは1.5リットルと1.8リットルだ(同社リリースより)
蘇総経理は17年の展望について、新車買い替え減免措置が2年目に入り効果が薄まるとして、通年の新車販売台数は43万台と、今年から1万台減少すると予測した。
同社の展望については、12月は需要期に入るものの人気のSUV(スポーツ用多目的車)「RAV4」、セダン「カローラ・アルティス」がともに生産規模を拡大できず、年初に予測した市場シェア32%の達成は微妙と指摘した。また17年の目標新車販売台数は14万台と今年から5,000台上方修正し、シェア33%は達成できると予測した。
また和泰汽車は24日、台湾生産ミニバン「シエンタ」を発売した。価格は69万9,000台湾元(約250万円)からで、年内に4,000台の販売を目指す。
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