ニュース 金融 作成日:2016年11月25日_記事番号:T00067641
24日の台湾元・円為替相場は1元=3.55円と10カ月ぶりの円安水準を付け、銀行では円への両替が通常より2~3割増えた。冬休みや来年の春節(旧正月)を利用して日本へ観光に行く台湾人が、円が安いうちに買い込んだとみられる。25日付工商時報が報じた。
7月初めから昨日までに円は米ドルに対して10.74%下落した一方、台湾元は1.5%上昇した。7月の円高時期に比べ、現在台湾元を5万円に両替すると約2,000元得する計算だ。
銀行の外国為替担当者は、米国の12月利上げがほぼ確実視される中、米ドル高が一段と進むと予想。外為ディーラーは、米国が利上げした場合、マイナス金利政策を実施する日本と米国の金利差が拡大するため、円は米ドルに対してさらに下落すると予測し、円の下落幅が台湾元の対米ドル下落幅を上回った場合、台湾元高・円安がさらに進むと指摘した。
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