ニュース 社会 作成日:2016年11月25日_記事番号:T00067648
台北市の大稲埕地区でかつて名物夜市(ナイトマーケット)として栄えたロータリー、台北円環(旧名・建成円環)の建物撤去工事が24日から始まった。撤去作業は来年2月20日までに完了し、来年のユニバーシアード開催までに緑地化される予定だ。25日付聯合報が伝えた。
03年に再建されたが、スペースが狭い上、賃料が高く、2階部分は全く利用されなかった(25日=中央社)
円環の前身は日本統治時代の1908年(明治41年)に造成された円形公園で、後に鉄道の淡水線開通に伴い、屋台街が形成され、80年代まで名物屋台街として繁盛した。しかし、93、99年の火災で荒廃。03年に馬英九元台北市長がガラス張りの建成円環美食館として再建したが、テナント入居が進まず、その後は営業中断、再開を繰り返していた。
かつての名店は周囲に移転して残っている。潤餅や刈包で知られる「万福号」、魚翅肉焿(豚の肉団子とフカヒレスープ)の「三元号」などは、今後も「円環小吃」の味を受け継いでいくことになりそうだ。
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