ニュース 電子 作成日:2016年11月28日_記事番号:T00067651
金宝電子工業(キンポ・エレクトロニクス)の沈軾栄総経理は、同社が7月に設立したプリンター向けIC設計子会社、「通宝半導体設計(QBitセミコンダクター)」は2019年に自社開発した次世代チップを発売し、20年の上場を目指すとの考えを明らかにした。子会社の前身は、プリンター市場から撤退したクアルコムの同分野向けIC設計部門で、1億6,000万台湾元(約5億7,000万円)で買収していた。28日付蘋果日報が報じた。
通宝半導体設計の董事長に就任した金宝電子の沈総経理は、エンジニアの養成には10年以上かかるため、クアルコムから開発チームを買収することを決めたと説明。ベテランのエンジニア数十人が米ボストンから移籍したという。
通宝半導体設計はサムスン電子、コニカミノルタ、エプソンなど外部からICを調達するプリンターメーカーを顧客としており、レーザープリンター用IC市場で既に30%のシェアを占めている。
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