ニュース 電子 作成日:2016年11月28日_記事番号:T00067654
28日付経済日報によると、インターネット動画配信サービスやテレビ、スマートフォンなどの販売を手掛ける中国の楽視網信息技術(Letv)の財務状況悪化により、巨額の売掛金が未回収と報じられている同国の中小型液晶パネルモジュールメーカー、信利光電(TRULY)が、手持ち資金の不足を補うため、保有していた台湾の中小型パネル大手、瀚宇彩晶(ハンスター・ディスプレイ)の株式6,000万株余りをすべて売却したとの観測が出ている。信利光電はハンスターに2%出資する第2株主となっていた。
観測について信利光電は現時点で取材に応じておらず、ハンスターは「大株主の動向についてはコメントしない」と回答している。
ただ台湾証券交易所(台湾証券取引所、TWSE)の資料によると、信利光電が保有するハンスター株を管理する中国信託証券(CTBCセキュリティーズ)は23~24日に大量のハンスター株を売却しており、信利光電はこの2日間で同社への出資を完全に引き揚げたとみられている。
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