ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年11月28日_記事番号:T00067656
中国鋼鉄(CSC)は25日、来年第1四半期の鋼板など主要製品の台湾域内向け価格を1トン当たり平均12.6%引き上げた。値上げ幅は世界金融危機の発生直前の2008年5月以降の過去8年半で最大だ。26日付工商時報が報じた。
主要製品の値上げ後の1トン当たり平均価格は▽鋼板、1,711台湾元(約6,000円)▽棒線、2,400元▽熱延、2,265元▽冷延、2,495元▽電気亜鉛めっきコイル、2,000元▽電磁鋼板、2,500元▽溶融亜鉛めっきコイル、1,909元──。
CSCは原料コスト上昇を値上げ理由に挙げた上で、今回の値上げ幅では原料コスト上昇分の6割しかカバーできていないと説明した。原料価格の上昇が続けば、来年第2四半期の価格も改めて値上げする可能性があるという。
川下の圧延メーカーなどは今回の値上げは許容範囲としつつ、上昇分は製品価格に転嫁していく構えだ。
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