ニュース 商業・サービス 作成日:2016年11月28日_記事番号:T00067663
交通部観光局が25日発表した統計によると、10月の訪台中国人旅行客は延べ16万6,000人で前年同月比48.1%減となり、2008年7月の中国人による台湾観光旅行の開放以来、最大の減少幅を記録した。これによりアジアからの訪台旅行客は11.37%減、外国人旅行客全体では8.75%減となった。経済日報が報じた。
観光局によると、訪台中国人旅行客は前年同月比で延べ15万人減少した。中国人旅行客1人当たり1日の平均消費額は232.5米ドル、平均滞在日数は7日のため、観光収入は80億台湾元(約282億円)以上減少したとみられる。
1~10月の訪台中国人旅行客は延べ252万2,000人で前年同期比11.9%減少。このうち蔡英文総統就任後の6月~10月は延べ97万2,000人で31.2%減と、就任以前に比べて減少幅が大きく拡大した。
中国以外のアジアからの訪台旅行客は軒並み前年を上回っており、▽ベトナム、前年同期比70%増▽タイ、70%増▽フィリピン、約47%増▽韓国、23%増▽日本、11.9%増▽香港・マカオ、11.3%増──だった。ベトナム、タイ、フィリピンは大幅成長となったものの、比較対象の前年の数値が低く、訪台旅行客数はそれぞれ5,000~1万人の増加にすぎない。
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